1月14日(木)、15日(金)のそれぞれ午後5時30分から、
職員対象の医療安全管理研修会を開催しました。
医薬品メーカーの方を講師に迎え、医療事故とヒヤリハットについて講義を受けました。
今回は平成27年10月1日に施行された医療事故調査制度について、より理解を深める為、
医薬品メーカーの方を講師に迎え、医療事故とヒヤリハットについて講義を受けました。
まず、新たに医療法において定義された医療事故とは、疾病そのものではなく、
医療を通じて発生した患者の死亡事故の事で、ヒヤリハット(インシデント)とは、
患者に影響は無かったが、日常的にヒヤリ、ハッとした出来事の事を言うそうです。
また、有名なハインリッヒの法則について「1件の医療事故の背景には、
30件のインシデントがあり、その背景には更に300件のヒヤリハットがある」と紹介され、
大切な事はヒヤリハットを分析して、原因を解明する事にあると説明されました。
研修の終盤には、職員ひとり一人がエラーを防ぐために明日から取り組めそうな事を書き出し、
医療事故防止への意識を高めました。